前日のOFF会で、たもchanさん にお借りしたGEバリレラ専用の純正フォノイコ、GE UPX003B。
早速試させて戴きました。
まずは、電源極性を合わせて、と・・・
トランジスタアンプに比べて、真空管アンプは結構これがシビアに決まるので・・・。
アースもしっかり取って、セットする。
お~、GE純正のタマ 6SC7が黒々と屹立して・・・。(笑
実は、このフォノイコ、たもchanさんのブロ友である、こば屋さん が修理されたモノ。
たもchanさんが扱い易い様に、入力抵抗を100kΩの可変抵抗に替えておられる。
実は、これが大変役に立ちました・・・。(^o^)v
あ、ジーノイズは全くありませんでしたよ~。(爆
ワタクシ、GE VRⅡを入手した時からこのフォノイコが欲しかったのですが、機会に恵まれず・・・見つけられた時は手元不如意で・・・。(笑
試させて戴けるとは、まったくもって有難い限り・・・。m(__)m
で、聴いてみた。 勿論Jazz!!
拙宅に於いて、Mono再生で何かを変えた時のリファレンスはこれ。
ご存知、サキコロ。 私は普段はビクター盤を使う。(うぐいす色ラベルの東芝盤もありますよね~)
コレの1曲目 St,THOMAS と 2曲目 You Don't Know What Love Is.
1曲目はご存知冒頭のシンバルの冴えと、あとはベースのダグ・ワトキンスが行方不明にならないか。(笑
2曲目はいきなりのロリンズのブオッ!!で、のけぞれるかどうか・・・。(爆
1曲目 冒頭のシンバル・・・OKです! ワトキンスさん・・・ちょっと緩いけどしっかり弾いておられます。(笑
2曲目 最初のブォッ!!・・・ちょっと弱いけど力強さは出てます。
結論 : このフォノイコ、エエです!! (^o^)v
入力抵抗は、感覚(借りモンなのでバラす訳には・・・)で20~30kΩ前後かな?
ボリウムを上げて行くと高域がシャリシャリと・・・。
で、めでたしめでたしで終わらないのが、ワタクシという変態ジジィ・・・。(笑
後ろにトランス UTC A20をカマしてみるっ!!(爆
あ、上に乗っかっているのは『重し』です。 トランスではありませんよ~って、こんなトランスあるかっ。(^^)
お~、これはエエです!
全体に力強さが出て来ましたね~。(^o^)v
先程の問題点も、ほぼクリヤー。 エエJazzを聴かせてくれています。
これなら、GE VRⅡで充分聴けます。 交換針も安いしね~(爆
今まで、VRⅡ用にとウチにあるプリのフォノイコ部を、色々と試して来ましたが、間違いなくこの組み合わせが
ベストかと・・・。(^o^)v
で、こうなったら、一人モナウラル祭りっ!!(爆
次々と・・・。
まずはサキコロ 東芝盤 微妙にジャケットデザインが違う。
こちらは、勢いは若干後退するものの、音の深さがビクター盤とは微妙に異なる。
セロニアス・モンク&コルトレーン。
二人の掛け合いが楽しく聴こえる。
やっぱ、ロリンズさんはエネルギッシュでエエですな~。(^o^)V
Jazzの最後は
やっぱり、ロリンズさん。
これは、拙宅には珍しい、オリジナルMono.(^^)v
やはり、音の鮮度が違う・・・(><);
クラシックも聴いてみませう・・・。(笑
アーベントロートのブラームス 1番。
ちょっと音がキツい目なので、フォノイコの入力ボリウムを僅かに絞る。
荘重さが光る。
ルガーノのフルトヴェングラー ベートーヴェンの田園。
物凄くゆったりしたテンポなんだけど、いつの間にやら引き込まれてしまう・・・ちょっと重たいけど全然ダレない・・・素晴らしい!!
う~、やはりこのフォノイコ、欲しいっ!!
久し振りに、レプリカ作りますか・・・予算 1まんえんしかないけど・・・。(笑
まずは、ラジオ用の安~い電源トランス探さなきゃね・・・(爆
たもchanさん もう暫く貸しておいてね~~。(^^;;