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SAEC WE-308Lサブウエイト

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先日、たもchanさんとバーターした、SAEC WE-308L。

重量級シェルを使っている、Shure TypeⅢ(E)やELAC STS455Eを使うにはサブウエイトが必要。

取り敢えずは、間に合わせに

イメージ 1

鉛テープを巻き付けていたが、これでもSPUは使えない・・・。


で、サブウエイト、ネットで探してみると、正規品でなくても結構お高い。。。|д゚)



そこで、簡単なモノなら、 高けりゃ作る!! が、モットーのワタクシ。。。(爆



まずは、会社の廃品置き場から見つけたのがこれ。

SUS製の肉厚パイプの切れ端。

イメージ 2

一見、良さそうに見えるでしょ??

ところが、WE-308Lのウエイトの外径は

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対して、SUSパイプの内径は

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φ20.12-φ20.01= く~~!! 内径が 0.11mm細い!!(´・ω・`)

旋盤があれば、穴の拡張は簡単なんだけど、そんなモノがある訳も無く。。。(;´Д`)

どうしたモンかな~、サンドペーパーでは無理だし、丸ヤスリで削るか・・・と、工場内を探していたら・・・。

ありましたがな~! コレが!!

ストレート・リーマー。(^^♪

イメージ 18

ちょっと細いけどこれをボール盤にチャックして、パイプの内側を削りませう・・・。(^^♪


ところが、これがなかなか簡単には削れてくれない。。。何しろ手でパイプを支えて押しつけてるので。。。(笑

苦闘 1時間、やっとのことで、、、



でけた!!

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長さは、本来のウエイトと同じ長さでカット。 これで重量は54g。

イメージ 6


次いで、剥がした鉛テープの重量を測ると、23gほど。

なので、これのおよそ半分の長さも作成。


ついでに、こんなんも見つけたので、、、


スリットカラーの廃品 内径20mm・・・また0.12mm足らんけど・・・(爆

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コイツも内径をゴリゴリ削って

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出来上がりィ!!    疲れた!!!!(´・ω・`)



三つ並べると、こんな感じ。

イメージ 9

重量は左から、25g  54g  82g。 (^^♪


何故、82gが必要かと云うと、コレを使うため。

イメージ 10
イメージ 11

SPU-GTE プラシェル・・・自重32g   御存知、昇圧トランス搭載型。(*^_^*)


最初、54gのサブウエイトでゼロバランスを取ってみたら

案の定、こんなんになった。(笑

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針圧 2.5~3.0gを掛ける為に前に移動するにしても、これでは支点から離れ過ぎ・・・。

針先が慣性で振り回されてしまう。。。

で、念のために作っておいた82gのウエイトをセット。

ゼロバランス点

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針圧 3.0g  (もう一つあるSPU-ClassicGEは針圧4gだが、このSPU-GTEは2~3gが指定針圧)

イメージ 14

恰好はイマイチだけど、支点には遥かに近づいた。(#^^#)


ちなみに、ELAC STS455Eだと25gのサブウエイトを使ってこんな感じ。

ゼロバランス点

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こちらは、デザイン的にもまあまあかな・・・。(爆


実際にSPU-GTEでレコードを掛けてみると、音はマトモに出ます。(笑

イメージ 16

イメージ 17

ただ、このSPU-GTE、久し振りに使った所為で、まだダンパーが完全にはほぐれていないので、出音はまた今度!!(爆


しかし、我がシステム。。。ますます手作り感満載に。。。(自爆


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